Docker 完全入門
第一章:基盤構築
Docker はアプリケーションを「コンテナ」と呼ばれる独立した環境でパッケージ化し、どこでも同じように動かすことができるプラットフォームです。
開発環境の統一や、インフラ構築の自動化など、現代のソフトウェア開発において欠かせない技術となっています。
このチュートリアルの目的
- 強力なコンテナ環境を正しく Ubuntu に導入する手順を理解する
- 公式の手順に沿った安全なインストール方法を身につける
第一章:基盤構築
Docker はアプリケーションを「コンテナ」と呼ばれる独立した環境でパッケージ化し、どこでも同じように動かすことができるプラットフォームです。
開発環境の統一や、インフラ構築の自動化など、現代のソフトウェア開発において欠かせない技術となっています。
このチュートリアルの目的
競合を防ぐため、システムに古い Docker 関連のパッケージ(docker.io や docker-compose
など)が存在する場合は、最初に削除しておくことを推奨します。
# 古いDockerパッケージのアンインストール
for pkg in docker.io docker-doc docker-compose docker-compose-v2 podman-docker containerd runc; do
sudo apt-get remove $pkg;
done
もし E: Unable to locate package
というエラーが出たとしても、それは「最初から入っていなかっただけ」なので問題ありません。次に進みましょう。
公式の Docker パッケージを安全に取得するために、Docker の公式 GPG キーを追加し、APT ソースを設定します。
# 必要な証明書ツールをインストール
sudo apt-get update
sudo apt-get install ca-certificates curl
# Docker の公式 GPG キーを追加
sudo install -m 0755 -d /etc/apt/keyrings
sudo curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg -o /etc/apt/keyrings/docker.asc
sudo chmod a+r /etc/apt/keyrings/docker.asc
# 公式リポジトリの設定
echo \
"deb [arch=$(dpkg --print-architecture) signed-by=/etc/apt/keyrings/docker.asc] https://download.docker.com/linux/ubuntu \
$(. /etc/os-release && echo "$VERSION_CODENAME") stable" | \
sudo tee /etc/apt/sources.list.d/docker.list > /dev/null
sudo apt-get update
準備が整ったら、ついに Docker Engine 本体と必要なプラグインをインストールします。
# 最新バージョンのインストール
sudo apt-get install docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-buildx-plugin docker-compose-plugin
インストールが成功したかを確認するために、公式の hello-world コンテナを動かしてみましょう。
sudo docker run hello-world
コンソールに Hello from Docker! というメッセージと、動作確認の説明が表示されれば、環境構築は完璧です!
第二章は Docker コンテナの基本操作とイメージの管理についてです。